私は、少しの間ではありますが婚活学校の「BRIGHT FOR MEN」さんに通っていたことがありました。
そこでは、色々なモテのテクニックを学ぶことができたのですが、その中で自分に一番足りていないと指摘を受けたのは「自己開示の少なさ」でした。
日本人は加点評価ではなく減点評価をしがちな人が多いので、デートにおいても「ミスしないように気をつけないと」と思い、無難な一般話題を中心にしてしまう人が多いです。
しかし、自分の話題を積極的にするようにしなければ、相手に好印象を与えることは不可能だということを学ぶことができました。詳細に記載していきたいと思います。
デートで自己開示をしないと何をしたい人なのかわからなくなる
自己開示と言っても、色々と種類があるかと思います。しかし、これだけは外せないという重要なものがあります。
それは「自分は好意がある。付き合いたい。」という気持ちを開示することです。
ただ、いきなり告白しろというわけではありません。あくまで会話の流れで付き合いと思っていることを匂わせるということです。
1例ですが、「○○さんと一緒にいるとすごく楽しいから、これからも2人で一緒に遊びに行ってほしい」ということを何度か伝える感じです。
以前の私は、男女が付き合うプロセスは
- 何らかの集まりで出会う
- 仲良くなったら連絡先を交換する
- 更に仲良くなったらデートに誘ってみる
- デートを繰り返して、行けそうだったら告白する
という流れになるのかなと考えていました。
そのため好意を伝えるタイミングは最後だけになるイメージで、それまではおとなしくしておくのがベターだと思っていました。
しかし、連絡先の交換やデートのタイミングで自分が「将来あなたと付き合いたいと思っている」というメッセージを伝えないと、相手は「この人は何を考えて私を誘っているのだろう」と不安になってしまいます。
また脈が全くなさそうな場合は、その時点で損切りできるので時間を無駄にせずに済みます。
過去の自分と同じように「告白するタイミングまでは好意を表さないほうが良い」という間違った考えを持っていたら、デートなどのタイミングで伝えてしまうようにしたほうが良いかと思います。
自己開示しないと共通点を見つけることが難しい
色々と会話のテクニックの勉強などをしていますが、「自分と相手の共通点を見つける」が結局最強だと感じています。
会話をしていて楽しいと感じるのは、自分のことを話している時だからです。
相手に話させるために聞き上手になるというテクニックもよく語られるところですが、長時間になると正直しんどいです。
「共通点を見つけるのが大切なんて誰でもわかっているわ」と言われそうですが、誰でもわかっているからこそ、共通点を探そうとしてくれる相手も多いです。
その時に、こちらが身構えてしまって全く自己開示しなかったら、相手も共通点を探せないので会話が広げにくくなります。
聞き上手に徹する場合でも、全く自己開示せずに質問だけしているより、合間で自分のことを開示していくほうが上手くいきやすいです。
自分の弱みを見せて相手の会話を促す
自己開示の中で「話しても大丈夫なのか」と迷いがちなのが自分の弱点や失敗談です。
特に男性は女性の前では格好つけたいので、あまり自分が弱いところは見せないほうが良いと思いがちです。
でも個人的には、軽度な失敗談や弱点はどんどん開示していくべきだと思います。理由は以下のとおりです。
- 失敗談を話すのは自慢の次くらいに気持ちいい
- 相手も同じ失敗をしていたときは共通の話題になる
- 相手の失敗談を引き出すことができる可能性がある
性格によるところもあるかもしれないですが、失敗談や弱みを話すのは自慢の次くらいに気持ちがいいと考えています。
でも自慢は相手に良くない印象を与えてしまうことが多いですよね。一方で軽度な失敗談を話して、失望される可能性はそこまで高くないと思っています。
例えば「俺結構人見知りなんだよねー」と言うエピソードを話して、「この人格好悪い人だなあ」と思う人は少ないかと思います。中には引いてしまう人もいるかも知れませんが、リスクはかなり低いかと思います。
そして、こちらが失敗談や弱みを見せると、相手としてはそれをフォローしたくなるかと思います。同調してしまったら嫌な奴に見えてしまいますからね。
しかし親しくない間柄だと相手の良い点を理解していないのでフォローしたくても難しい。そのため、相手も失敗談や弱みを話してくれる可能性が高くなります。(私も弱点があると開示することで相手へのフォローになるから)
前述したとおり、失敗談を話すのは気持ちが良い行為なので、話させることができれば「会話が楽しい」と思わせることが出来ます。
自己開示をすることが怖い理由
ここまで、積極的に自己開示をしたほうがいい理由を記載してきました。
しかし実際に、自分のことをどんどんと開示していくのはコミュ障にとってハードルが高いです。冒頭にも書きましたが、「ミスしないように気をつけないといけない」という気持ちがあるためです。
また僕のように彼女いない歴が長いと、自分のことが嫌いになってしまうことが多いです。自分のことが嫌いな場合は、自分を晒したいとは思えないですよね。
それでは、その恐怖を捨てるためにはどうすれば良いのか。「自分に自信を持つんだ!」と言われても、なかなか難しいと思います。
個人的に有効だと思ったのが、「少し話してやばいと思ったら、すぐに話題を変えればOK」だと知るということです。
いきなり深く話すのではなくて、短めに話して相手の反応を見ます。ダメそうなら引き返せるという保険があるので恐怖感を感じにくくなります。
例えば「大雨なのに傘を忘れたせいでびしょ濡れになってしまった」という話題を話すときは、「最近、結構忘れっぽくなってきているんだよね」と軽くジャブをしてみます。
その話題に対して、相手が「何かあったの?」と興味がある風に返してくれれば用意していた話題を話せばいいし、あまり興味がないようだったら「年は取りたくないなあ」という感じで忘れ物に関する話題から別の話題に派生させていけばよいです。
あらかじめ自己分析をしておくことが重要
自己開示が難しい要因として、「自己開示が怖い」というのに並んで「自己分析が出来ていない」ということがあるかと思います。
自分で自分のことを理解していなかったら、開示するべき自分が見つからないですからね。
いつ女の子と会話する場面が訪れても良いように、自分のことについて一度分析を行っておくのが良いかと思います。
分析を行う際は、鉄板の会話ネタについて自分ならどう答えるかを書き出してみるのが良いかと思います。例えばですが…
- 趣味は?
- 出身地は?
- 行ってよかった旅行先は?
- 休日は家で何している?
- 仕事は?
- 好きな食べ物は?
- 好きなスポーツは?
などです。ここで重要なのは、関連した情報についても深堀りをしておくことです。
上記の「出身地は?」に対する僕の答えは「静岡」ですが、これだけだとあまり準備にならないので、関連した情報も考えておきます。
- 静岡県民なのでスキー以外で雪を見たことがない
- 東京に1時間強で出られるので意外と便利
- 地元に買えるとお茶が美味しく感じる
などです。更に頑張るなら、これに対して感情が動いたエピソードを話せるようになっておくとよいかと思います。
まとめ
- 自己開示をしないと相手から好意を持たれるのは困難
- 失敗談を話すのは気持ちがいいので、相手の失敗談を引き出すために自分から話すようにする
- いきなり深く話すのではなく、相手の反応を見ながら少しずつ開示する
- 自己開示をするためには自己分析を行っておくことが重要
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